【人柄】50歳代 男性 介護職 【症状】朝に股関節の前が痛い
- 【人柄】50歳代 男性 介護職
- 【症状】朝に股関節の前が痛い

普段の施術の一部を切り取り、発信しています!
今回施術させていただいたお客様は、
朝のいたみが辛い💦
との事で来院されました!
では、早速施術の内容をご紹介しましょう。
お身体のチェック
- 痛い場所:右股関節の前側
- 痛み方:ズキッとくる
- 痛いタイミング:朝一発目に足を曲げるとき
- 痛みの頻度:毎朝
直接的な原因の解析
この朝に特に痛いケース、最近本当に多いんですよね。
この方は、股関節の鈍い痛みも10年くらいずっとあり、
最近、この痛みに加えて、鋭いような痛みも出てきて、ここ一か月くらいどんどん悪化してきて、耐えられなくなって来院されたようでした。
似たようなケースもとても多いですね。
さて、痛みの原因探しですが、この手の痛みは、朝に痛いので再現がしにくいのが一番の山場。
介入の効果をその場で判定しにくいんですよね。
今回はいろいろ身体を動かして、腰をひねる動きで似たような痛みを再現でき、この痛みをとることを目指してまずは介入~。

股関節周りの神経
朝の痛みで結構多いのが、表面の神経の滑走障害と呼ばれるもので、早い話が表面の組織がスムーズに動かなくなっているのが原因。
パパッと介入して、その場で痛みが半分以下に変化。
加えて、10年あった重たい股関節の痛みにも介入して、5分くらいで、こちらは1/10くらいまで改善。
根本的な原因の解析
さて、痛みが取れてきたところで再発しないように根本的な原因を模索。
いろいろ見ていくと、今回は反対側の股関節の動きが悪いのが原因そうなことを特定。
左股関節が動かない分、右側への負担が強くなり、
負担が強い事で損傷しやすくなり、右の股関節が固くなり、痛みが出やすくなるわけです。
さらに話を聞いていると、昔に反対側の股関節のけがをしたことがあるとか。
そんなわけで、反対側の股関節の動きも引き出しつつ、初回の介入は終了~。
3回通う頃には、痛みはほとんど0に近いくらいに。
ここからは再発しないように、全身を整えていくのが大切。ほおっておいたらまた悪くなりかねないのでね。
おわりに
痛みを軽減させることって、意外に難しくないんですが、どっちかというと再発させないのが難しいんですよね。
そのためには、ある程度通院も必要になるので、時間も少しはかかってしまいます。
これから共にする自分の身体を、どこまで大切にするかは自分の価値観なので、無理には通院を進めませんが、楽な体で過ごした方が、楽しいですよね。