【70歳代女性】立つと踵が痛い
- 【人柄】70歳 女性 清掃業
- 【症状】立つと踵が痛い

普段の施術の一部を切り取り、発信しています!
今回施術させていただいたお客様は、
1年くらい前から踵が痛くなってきて、
最近では立つとすぐに痛くなって辛い、、との事で来院されました!
では、早速施術の内容をご紹介しましょう。
お身体のチェック
- 痛みの場所:左踵の内側
- 痛み方:ジンジン、ズキズキ
- 痛むタイミング:立つと痛い
- 楽なタイミング:体重がかかっていない時
- 足根管での圧痛:あり
- テーピングテスト:痛み軽減
- 足の状態:偏平足
直接的な原因の解析

はしぐち脳神経クリニックより
体重がかかると痛いということで、
痛みの場所から、内側足底神経あたりがもんだいかな~?とあたりを付けて、
その通過部でもある足根管の固さを確認!
すると、少し押すと痛みがあって、
触った感じもカチコチ。
ここで神経の動きが悪くなって症状が出ていそうだな~と、
ゴリゴリほぐすと、痛みが3割くら軽減しました。
思ったより取れないな~と考えながら、

https://mikuni-seikei.com/
踵部脂肪褥症候群の可能性を考えて、テーピングで踵脂肪体を集めるように保護すると、
痛みが半分以下に改善しました。
根本的な原因の解析
さて、次は、
神経や、踵部脂肪褥症候群に悪さしている根本的な原因を探していこうと、
「姿勢・可動域・動き」の観点でお身体をチェックしていきます。
それぞれ見ていき、今回問題そうなのは、
可動域に該当する「偏平足」が問題そうだな~とあたりを付けました。
なんで偏平足が原因かっていうと、
本当は足の内側はアーチのように、
真ん中が浮いているんですけど、
ここが浮かない状態(偏平足)になると、
体重がかかった時に、踵にかかる負担が増えるんですよね~。
そんなわけで、偏平足を軽く改善できるように、
代用で段ボールでインソールを作って、
靴を履いてもらうと、症状がほとんどなしに~!
踵部脂肪褥症候群の状態は、負担をしばらく減らすしかないので、
これで数週間様子見ていきましょう。
その後
3日後に来院された時点で痛みが半減、
全身の状態を整えて、1週間後くらいに来院してもらうと、
ほとんど痛みは気にならない程度になっていましたね。
今は再発しないように、さらに全身を調整しているところになります。