頭痛の治し方:薬に頼らず筋肉と姿勢で根本改善!
- 【人柄】20歳代 女性 学生
- 【症状】頭痛

普段の施術の一部を切り取り、発信しています!
今回施術させていただいたお客様は、
頭痛薬を飲まない生活に戻りたい
との事で来院されました!
では、早速施術の内容をご紹介しましょう。
お身体のチェック
- 痛い場所:頭の後ろの方
- 痛いタイミング:ほぼ毎日
- 痛み方:ズンズンするような重い感じ
- 薬の頻度:毎日
直接的な原因の解析
頭の後ろの方の頭痛の場合、緊張型頭痛と呼ばれ、筋肉の硬さや血流の悪さからくるものが多いので、まずはその辺を確認していきます。
すると後頭下筋群と呼ばれる筋肉が、少し触るだけで痛みが出るくらいには硬くなっていて、さらに、首の骨のずれも少しありましたね。
首の骨がずれて何が悪いんだって思うかもしれませんが、首の骨の近くを頭痛に関係する血管が通っていて、
首の骨のずれがあると、この血管を細めてしまう可能性があるんです。血管が細くなると血液がうまく巡らず、
頭痛に関係する神経や筋肉に栄養が行かなくなり、栄養が行かないと危険信号として痛みを感じる物質を出すので、これが頭痛につながるわけです。
そんなところで、コリを軽く緩めて、首の位置も修正して一週間後にもう一度来院していただきます。
次に来たときにこの1週間の様子を確認すると、薬を飲んだのは3日あったとのことだったので、効果は出ていそうです。
根本的な原因の解析
さて、今回のようになってしまっていた根本的な原因を探していくのですが、今回は可動性に問題がありそうです。
つまり体の硬さですね。
特に、胸椎と呼ばれる胸あたりの背骨が反る方向に全然動かないのと、軽く歪みもありました。
胸椎はそのまま上にいくと、頚椎と呼ばれる首の骨につながっていくので、この硬さが首に影響するわけです。
さらに、背骨が反る方向に全然動かないと、体は猫背のような姿勢になりやすく、猫背の姿勢は後頭下筋群と呼ばれる、今回の問題の1つとなった筋肉も硬くなりやすいんですよね。
なので、引き続き硬さやズレを治しつつ、背骨に動きもしっかり出していく必要性がありそうですね。
おわりに
頭痛で悩んでいる方は意外と多いものです。
「毎日頭痛薬を飲んでいるけれど、根本的に解決したい」
「痛みの原因がどこにあるのか知りたい」
そんな方は、 筋肉の緊張や体の硬さ、姿勢 を見直すことで改善できる可能性があります。
今回の施術でも、 後頭下筋群 や 胸椎の硬さ にアプローチしたことで、薬の使用頻度が減る効果が見られました。
「頭痛がない毎日」を目指すためには、施術だけでなく、普段の姿勢やセルフケアも大切です。
痛みの原因を一つひとつ解消し、 「薬に頼らない生活」 を一緒に目指しましょう!
頭痛でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。