八戸で腰痛ケア|仙腸関節を整えて痛みを軽減
- 【人柄】60歳 男性 会社員
- 【症状】腰の痛み

普段の施術の一部を切り取り、発信しています!
今回施術させていただいたお客様は、
ズキっと痛くて…
との事で来院されました!
では、早速施術の内容をご紹介しましょう。
お身体のチェック
- 痛みの場所:右腰
- 痛み方:ズキっと痛い
- 痛いタイミング:動いた時
- 痛い時間帯:不意にくる、体を捻るといたいかも
直接的な原因の解析
では早速、痛みの原因を探していきましょう〜。
今回の痛みの場所は、いわゆる仙腸関節に近い場所ですね。
腰痛について調べたことがある方なら、聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回の痛みの場所や、痛み方などから、今回の原因は仙腸関節にありそうな見立てができました。
早速、骨盤を少しいじって、さっき痛かった体をねじる動きをしてもらうと、痛みがほとんど0に!
どんなことをしたのかというと、骨盤は、「腸骨」「仙骨」「恥骨」の3つの骨で作られているのですが、
この仙骨と腸骨の間の関節が「仙腸関節」で、ここを調整した訳です。
具体的には、腸骨という骨が、前方に回転、つまり上側にずれていたので、これを戻してあげたわけですね。
厳密にいうと仙腸関節は数ミリしか動かないので、めちゃくちゃ動くわけではないのですが、この少しで痛みが全然変わるんです。
根本的な原因の解析
さて、仙腸関節がずれてしまった根本的な原因ですが、「動き」「姿勢」「可動域」のどこに問題があるかさがしていきます。
今回、問題そうなのは「動き」です。特に骨盤の前傾という動きが少なくなっていました。骨盤が後傾位にあるということです。
なんでこれが問題かというと、骨盤の前傾が少ないと(腰椎の伸展が少ない)、腸骨を上にずらす筋肉「腸肋筋」という筋肉が過剰に働いてしまうんですよね。
体を反らす筋肉って、多裂筋っていう小さい筋肉があるんですけど、この筋肉は骨盤が前傾している時にしっかり働くのですが、
骨盤が後傾しているとうまく働かず、代わりに腸肋筋が働くってわけです。
そんなわけで、骨盤のエクササイズや、自主トレまで指導して施術終了です。
1ヶ月が経過し、その後鋭い痛みはないそうですが、たまーにピリッとする場面もあるとのことで、さらなる痛みの原因の分析が必要そうですね。
おわりに
今回の施術では、仙腸関節の調整と骨盤の動きを改善することで、鋭い痛みを和らげることができました。
日常生活の中での小さな姿勢の癖や動きの偏りが、思わぬ痛みの原因になることがあります。少し意識を変えるだけで、身体は驚くほど楽になることもありますよ。
皆様も、もし少し気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。