夜に肩の痛みで目が覚める…つらさの原因と改善ポイント

- 人柄
- 60歳 女性 会社員
- 症状
- 肩の痛み

普段の施術の一部を切り取り、発信しています!
今回施術させていただいたお客様は、
「肩が痛くて夜に起きちゃう、、」
との事で来院されました!
では、早速施術の内容をご紹介しましょう。
お身体のチェック
- 痛い場所:肩の前川
- 痛み方:とにかく痛い
- 痛い時間:痛くて目が醒める
- いつから?:1年前
直接的な原因の解析
さて痛みの原因を調べていきましょう〜。
今回のお客様は痛くなってから、経過が結構長いので悪いところは多そうなのですが、
まずは寝ている時点で痛いとこことなので、そこの改善を目指します。
ここで問題になりやすいものの1つが、上腕二頭筋と呼ばれる腕の筋肉。
この筋肉は肘から肩に向かってついているのですが、ここが硬いと肩が前にずれやすくこれが痛みにつながります。
さらに寝返りするときに痛みが大きくなるのですが、これも肩にある腕の骨が前にずれていると、うまく関節が動かず痛みを発生させます。
そんなわけでここを緩めてみると、寝ている時の痛みは0に。
そのご3日くらいは痛みがなく寝れたようですが、今度はまた違う場所の凍みが出てきました。
肩の痛みは、こうやって痛みの場所が変わることはよくあるんですよね。
根本的な原因の解析
さて根本原因も探していくのですが、肩の痛みで圧倒的に多いのが、肩を支える筋肉や、肩甲骨を支える筋肉の筋力低下。
今回は特に肩甲骨をさせる筋肉、IST muscleと呼ばれる筋肉たちがうまく機能していないのが問題そうでした。
なので肩甲骨の動きを出しつつ、筋力をつけていく必要がありそうですね。
おわりに
今回の施術では、夜間の肩の痛みに対して、上腕二頭筋の硬さや肩関節のずれが大きく関与していることがわかりました。施術後は痛みが軽減し、数日間は眠れるようになったとのことで、一定の改善が見られています。
ただ、長期間にわたって痛みを抱えていた影響もあり、筋肉の機能低下や肩甲骨の動きの悪さなど、根本的な要因も重なっている状態です。今後は、筋力や可動域の改善も含め、段階的にお身体を整えていくことが大切になります。
肩の痛みは日によって感じる場所が変わることもあり、焦らず丁寧にケアを続けていくことが回復への近道です。
肩の痛みや夜間の不調でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。