足のしびれと痛みを解決!脛と親指の感覚異常の原因とは?
- 【人柄】60代男性 会社員
- 【症状】足の親指の感覚麻痺、脛(すね)の痛み

普段の施術の一部を切り取り、発信しています!
今回施術させていただいたお客様は、
足の痛みが辛くて、感覚も鈍いんだ💦
との事で来院されました!
では、早速施術の内容をご紹介しましょう。
お身体のチェック
- 痛みの場所:右足の脛
- 感覚:右足の親指の内側から足の甲にかけて鈍い
- 痛むタイミング:不定期
- 痛みが楽になる動き:入浴後
直接的な原因の解析
さてさて、今回もはまずは痛みの直接的な原因を探していきます。
お話を聞いていくと、数週間前にはお尻から足先に走るような痛みがあって、今はそれは無くなってきたとの事で、神経系の関与がまず疑えましたね。
有名なところでいくと「坐骨神経」ですね。この神経は、足先に向かうにつれて、ちょうど膝の裏側で少し上あたりで2本に分かれます。
内側は脛骨神経で、外側が総腓骨神経と呼ばれますね。
さらにこの総腓骨神経は、腓骨と呼ばれる脛の外側についている骨の下側で「浅腓骨神経」と「深腓骨神経」に枝分かれします。
さらにさらに、浅腓骨神経は、外くるぶし内側から足の甲を通って親指の根本まで進み、
そこからさらに枝分かれして、親指の甲側の内側まで続きます。
このポイントが、今回特に感覚が鈍い場所でしたね。
ということは、今まで説明してきた神経の通り道のどこかで、問題があると、感覚の鈍さが出てくるわけです。
ちなみに痛いと言っていた脛の部分、ここには腓骨筋と呼ばれる筋肉があるんですけど、この筋肉を支配しているのも浅腓骨神経なので、
浅腓骨神経が今回の問題になっているのは、間違いなさそうですね。
そんなところで、総腓骨神経から足先の浅腓骨神経までの通り道で、よく悪さしやすい部分をほぐしていくと、症状が一気に改善。
鈍いのが10点なら、2点くらいの鈍さまで改善し、痛みもほとんどなくなりました。
根本的な原因の解析
さてさて、ここから根本的な要因をさらに改善していくわけですが、
今回は股関節周りの硬さが、問題そうです。
腰を含む股関節周りの動きがとにかく硬くて、すると何が悪いかって、その負担が膝から下にかかってくるわけです。
腰回りが50%くらいしか動かないから、その足りない分を膝から下が150%動いて代償しているわけですね。
そんなわけで、今後はこの辺りの動きも適切に出していかないと、症状を繰り返してしまうので、この辺もしっかり見ていかなければいけませんね。
おわりに
今回の施術で、足の感覚麻痺や痛みが大幅に軽減し、お客様も「こんなに楽になるとは思わなかった!」と笑顔でお帰りになられました😊
根本改善に向けて引き続きサポートさせていただきますので、同じようなお悩みを抱えている方は、ぜひ一度当院にご相談ください!お待ちしております!