第60回日本理学療法学術研修大会とWorld Physiotherapy Congress 2025に参加してきました

研修報告

こんにちは!
カラダコーチ整体 院長の亀田です。
いつも当院をご利用いただきありがとうございます😊

先日、5/31-6-1は、休業させていただき、
✅第60回日本理学療法学術研修大会
✅World Physiotherapy Congress 2025 同時開催
に参加してきました〜

・世界の理学療法事情
・動物リハビリテーション
・職場での慢性痛への最新事情
・教育現場への理学療法士参入の必要性

などなど興味深いお話しをたくさん学ばせていただきました🌟

引き続き、地域の皆様の健康を願って研鑽していきますので、
どうぞよろしくお願いいたします🙇✨

はじめてのご予約をお悩みの皆様、
痛み痺れ、どこに行っても治らないお悩みなどありましたら、
一度、ご相談くださいませ。

🔸動物リハビリテーション

  • mill”s and levineによる獣医リハビリテーションが先駆け
  • ライセンスとしてはCCRP、CCRT、愛玩動物看護師などがある
  • 昔は番犬として飼っている方が多かったけど、近年では人生のパートナーとして暮らす方が増えている
  • ワンちゃんも人間と一緒で、排泄障害・認知症・麻痺などが起こりうる
  • 欧米では排泄障害・認知症・麻痺などがおこった時に安楽死を選択するケースもあるが、日本は少ない
  • ワンちゃんは犬が歩けなくなると特に大変。排泄まわり。
  • 手術に成功しても、トイレの再指導しないといけない
  • オペはうまく行っても、、、なぜか歩くのが上手く出来ないケースもある→そんな時に理学療法士の視点がめちゃくちゃいきる!
  • ADL(生活動作をみるポイント)
    • 移動→排泄→食事
    • 移動:姿勢移行、段差、目的場所への移動
    • 排泄:姿勢保持、失禁
    • 食事:姿勢保持、咀嚼、嚥下
  • QOL(楽しい生活をみるポイント)
    • 散歩ー整容ー睡眠
    • 散歩:姿勢移行、段差、目的場所への移動
    • 整容:舐める、掻く、身震い
    • 睡眠:寝返り、床ずれ
  • オペ問題なし→画像も問題なし→鎮痛剤もした、、のになぜ戻らない?
  • 筋力低下?性格?研究通りやったのに、、、?なぜうまくいかない?
  • こんな時に、理学療法士の知識で改善できる可能性がある
  • パピー期→中齢期→シニア期→ハイシニア期 時期ごとに必要な子がある
  • ワンちゃんに鎖骨ないんですって←驚き🤩
  • 命あるものに理学療法士ができること←この言葉は響きました😭

🔸職場での慢性痛への最新事情

  • アームの法則
    • 腕や脚の角度によって、力の出しやすさが変わるという考え方です。
    • つまり、「ちょうどいい角度」があるということ。
    • この角度をはずれると、同じ動作でも体に負担がかかりやすくなります。
    • たとえば…
      • 重たい荷物を持つとき、腕をまっすぐ前に出すより、肘を軽く曲げて体に近づけたほうがラクに持てます。
      • デスクワークでも、肘を90度くらいにして、肩をすくめない姿勢が疲れにくいんです。
  • OWAS(オーワス)法
    • 作業中の姿勢が、どれくらい体に負担をかけているかをチェックする方法です。
    • 背中・腕・脚の位置や、持っているものの重さを見て、「この姿勢、キツくないかな?」を判断します。
    • 負担のレベルは4段階。
      レベル1(問題なし)~ レベル4(すぐに改善が必要)
    • たとえば…
      • 前かがみで腕を上にあげて、しかも重たい物を持ってる姿勢。これはレベル4=すぐ見直したい危険な姿勢。
      • 逆に、背筋を伸ばして座って軽い書類を扱っているような姿勢はレベル1=問題なし。