八戸市の筋膜整体|筋膜ってなに?

こんにちは!
八戸市 カラダコーチ整体 院長の亀田です。
今日は、当院で使用している技術についてご紹介。
筋膜とは?
当院では医師と理学療法士のみが習得できる
イタリア発祥の技術、Fascial Manipulation®を施術に取り入れています。
ちまたで流行っている筋膜に対する施術なのですが、
皆さんがイメージしているものとは、
少し違い、そして同じでもあります。
???と思われましたよね。笑
筋膜って、ただの筋肉の幕ではなく、
海外から日本に伝わる際に、誤訳して伝わってしまっているんです。
そこでしっかりした定義がされたのが、こちらになります。
「筋膜とは人体に広がる結合組織系の軟部組織成分であり、構造を支えるために全身の途切れのない三次元マトリクスを形成している。筋膜は身体系に作用するための特有の環境を作るすべての器官・筋・骨・神経線維および血管系に相互に浸透し囲んでいる」第一回筋膜研究学術大会(2007)
難しいですよね(笑)
簡単にお伝えすると、身体中を張り巡らされたやわらかい「ネット」のような組織で、
筋肉や骨、神経、血管などを包み込みながらつなぎ留め、いろんな角度から全身を支える役割があり、
このネットのおかげで、筋肉が滑らかに動き、力を効率よく伝えられる環境が整えられている、
こんなイメージになりますね。
名前は筋膜ですが、筋肉だけでなく、
内臓や骨、神経、血管など多くの組織に関わるものって事です。
いろんなものに関わる分、ここが悪くなると、
筋肉が滑らかに動かなくなり、
力を効率よく伝えられなくなり、
痛みや動きづらさ、パフォーマンスの低下などに
繋がってくるわけです。
内臓とか血管とかにも関わるので、
お腹の調子とか、冷えとか、
いろんな症状にも関わってきます。
筋膜の種類
さて、筋膜をもう少し深掘りしていきましょう。
筋膜は大きく、
「浅筋膜」と「深筋膜」に分けることができます。
筋膜マニュピレーション 実践編レベル1 原著第2版
皮膚があって、その下に脂肪があって、その下に「浅筋膜」があります。
そして「浅筋膜」の下にまた脂肪があって、その下に「深筋膜」がある。
こんなミルフィーユみたいな構造になっているんです。
イタリアとドイツの学校では、このように学ばれているみたいですね。
それぞれの特徴については次回また説明しますね!
どこに行っても変わらない痛みや不調にお悩み方、
そのお悩み、筋膜が原因の一部になっているかもしれません。
ぜひ一度ご相談ください。