八戸で変形性股関節症専門施術ができる整体

この記事で解決できる悩み
  • 歩くと、足の付け根が痛い、、
  • 股関節を動かすと違和感がある
  • 車の乗り降りで股関節が痛い、、

こんなお悩みを解決する記事を書きました!
月約200人施術し続けた経験から、上記のお悩みを解決できる方法を説明します。
\お客様の声 抜粋/

はじめに

こんにちは!カラダコーチ整体 院長の亀田です。

「股関節が痛くでしょうがいない、、」
「痛みがなかなか治らないし、どんどん悪化してきている」

股関節の痛みを放っておくと、

その不調は、脊柱にまで及び、

脊柱管狭窄症をはじめとする腰の疾患や、

膝関節症なども併発しかねません。

この記事では、変形性股関節症の進行を遅らせるべく、

自分で対策するために必要な知識全てを詰め込んでいます。

またこの記事は、股関節治療のパイオニアとも言える佐藤先生の執筆している著書、

変形性股関節症は自分で治せる!を参考に、

自身の経験や、知識を加えて、

分かりやすく、かつ実践しやすいように作成しています。

知らないと危険なことも途中で説明しているので、

最後までしっかり確認してください。

では、本編に進みましょう〜。

日本人は変形性股関節症になりやすい

衝撃のタイトルですよね。

なぜ日本人は、変形性股関節症になりやすいのか、

疑問に思っていることでしょう。

日本人は、股関節に良くない生活をしているんですよね。

実際に、国内の変形性股関節症の患者さんは、

軽度の人も含めると、600万人以上いると言われていて、

それくらい股関節の悩みを持っている人が、

街の中に潜んでいるんです。

その要因は、大きく3つあって、

要因3つ
  • ①伝統的な要因
  • ②現代的な要因
  • ③その他の要因

の3つになります。

①伝統的な要因としては、

奥ゆかしさや着物文化など「日本人女性特有の生活習慣」や、

ぺちゃんこ座りや横座りなどの「幼少期の癖」によって、

脚を外側に広げる機会が減少し、

股関節の一部分にストレスが加わり続ける事が、

変形性股関節症に影響を与えます。

②現代的な要因としては、

「運動不足」

「座っている時間が長い」

「おしりの筋肉を使わない」

「ハイヒールをよく履く」などの習慣によって、

脚を外側に広げる筋力が低下し、

それによって体重を股関節で支えきる事ができず、

変形性股関節症を促します。

③その他の要因としては、

「医療機関からの安静指示」などで痛みをかばう動きが習慣化してしまい、

無意識のうちに体は内向きに、そして股関節も内股になり、

股関節の一部分にストレスが加わり続ける事で、

変形性股関節症に影響を与えます。

また、骨盤の前傾が強かったり、

運動し過ぎなどでも、股関節が内股になりやすく

変形性股関節症に悪影響を与えます。

進行の流れ

この章では、変形性股関節症がどのように進行していくのか説明していきましょう〜。

まずは、先ほど説明した3つの要因によって、

股関節の歪みや、左右差が生まれてきます。

次に、この歪みや左右左によって、

股関節周りの筋肉に、力がずっと入っている部分と、

抜けている部分がでてきます。

イメージ的には、サボっている筋肉と、

いつも頑張っている筋肉がでてくるイメージでしょうか。

そうすると、いつも頑張っている筋肉は、

だんだん硬くなって、いわゆる「こっている状態」になり、

それが変形性股関節症の最初の痛みとして現れ始めます。

ここから、さらに説明すると、

股関節は、骨盤と大腿骨と呼ばれる足の骨で構成されていて、

普段は、二つの筋肉が逆方向に引っ張る事で、

ずれないように安定させているのですが、

サボっている筋肉と、いつも頑張っている筋肉が出てくると、

片方に寄ってしまうことになり、

その状態だと、足を動かした時に、

上手く動かず、余計なストレスが加わることになります。

このストレスが、溜まり続けることで、

股関節が削られ、変形性股関節症が増悪していくわけですね。

ちょっと複雑になってきたので、簡単にまとめると、

  1. 伝統的や現代的な要因によって、股関節の歪みや左右差が生まれる。
  2. 歪みや左右差によって、頑張っている筋肉とサボっている筋肉が生まれる
  3. 頑張っている筋肉は、コリになって痛みが出始める。
  4. さらにその状態で、体を動かしていると、股関節の動きか異常になり、関節にストレスが加わる。
  5. 関節へのストレスが加え続けられる事で、関節が削られ変形性股関節症が悪化していく。

こんな感じになりますね。

ここまでの説明で、もう治らないの!?と不安になっている方もいると思いますが、

初めの頃の、変形性股関節症は95%治るとも言われていますし、

正しいケアによって、痛みや不快感が軽減する見込みはかなりあるので安心して下さい。

手術の実際

さて、変形性股関節に関する知識も増えてきたところで、

このまま悪化し続けた場合、

どうなるのか解説していきましょう〜。

大きく次の3つの手術が選択されます。

①人工股関節手術
②骨切り手術
③股関節鏡視下術

①人工股関節手術

  • 太ももの前側あるいは横側を8〜20センチ切開して、現在の股関節を人工関節に置き換える手術。
  • 人工関節の製品としての質が向上し、術後の痛み・可動域の改善は期待できる一方で、患者さんの骨の状態の変化や人工関節の緩みなどによって、複数回の手術が必要になることもあるので注意が必要
  • また、左右の脚の長さの差(脚長差)などの症状が、手術後に現れるというリスクもある。

②骨切り手術

  • 人工関節は使わずに、患者さん本人の骨を切ったり削ったりして、股関節の形状をできるだけ正常な状態に近づけようとする手術
  • 骨盤(臼蓋)側の手術と、大腿骨側の手術が何種類かあり、いずれも手術後の痛み・しびれなどが続くケースはよく見受けられる
  • 脚長差が現れることも少なくなく、切った骨がしっかりとつく(癒合する)までには時間が必要でリハビリ期間も長期にわたる

③股関節鏡視下術

  • 股関節に小さな穴を数ヵ所開け、そこから内視鏡を入れて関節内を綺麗にする手術
  • 比較的軽度の股関節痛、股関節唇損傷の患者さんに対して行われることが増えてきた手術法
  • 体への負担が少ない手術法とされているけど、現状さまざまな合併症・後遺症が報告されている

日本の医療だと、初期の場合でも、これら手術を進められる事がありますが、

実際、手術しなくても良くなっていく方はそこそこいるんですよね。

↑もちろん、正しいケアは必要ですが。

一方で、「急速破壊型股関節症」と診断されている方は、

進行が早いので手術が必要になるので、その時は無理せず手術を選択しましょう。

また、痛みが強すぎて動けない方とかも、

手術が必要になってくるケースが多いので、

そうならないためにも、早めにケアして、

悪化する事を防いでいきましょう。

次の章では、正しいケアをするために必要な、

自分のタイプをチェックしていきます。

タイプ診断チェック

ではでは、次の質問に答えていきましょう〜。

[初期診断]
  • 以前よりも両脚が外へ広がらなくなり、股関節が詰まる感じがする
  • 股関節を動かすと、ポキポキと音がするようになった
  • 歩行中、急に股関節がカクッと外れるような感覚がある
  • ひざを胸に近づけるなど、股関節を深く曲げた際に引っかかる感じがする
  • イスにじっと座っているだけでつらく、股関節に違和感がある
  • 動いているとき、股関節の骨が抜けて力が入らないようなときがある
  • 長時間歩いた後、股関節が重だるくなったり、痛みが出たりする
[中期診断]
  • 足の爪切りがやりにくくなった
  • 靴下を履いたり脱いだりすることが難しくなった
  • 和式トイレで用を足すのがつらくなってきた
  • 車の乗り降りで脚を動かすとき、苦痛を感じるようになった
[後期診断]
  • しゃがんだ後、自力で立ち上がれなくなった
  • 脚を外側にまったく広げられなくなった
  • 明らかに左右の脚の長さに差がある
  • 太ももの太さが、左右の脚で異なっている
  • 出かけるときは、杖がないと怖くて外に出られない
  • 明らかに歩きの乱れ(跛行)が存在する

確認できましたでしょうか?

当てはまるチェックが多い項目が、あなたの変形性股関節症の進行度になります。

数が同じ場合は、重い方があなたの状態になります。

例えば、初期で3個、中期で3個の場合、

あなたの進行度は、中期となるわけですね。

進行度が初期の方は、A型エクササイズを、

進行度が中期と後期の方は、B型エクササイズを実施していきましょう〜。

中期や後期の方も、エクササイズを行っていくと、

初期の状態に戻る事もあるので、その場合はA型エクササイズに変更しても大丈夫です。

逆パターンも、同様にエクササイズを変更しましょう。

トレーニングの基本+エクボ

トレーニングを説明する前に、大切なポイントをちょっとだけ説明させてください。

これからエクササイズを行っていく上で、

次の2つのポイントが頭の中にあると、トレーニングの効率がかなり良くなります

そのポイントは、

  • 前はほぐす
  • 後ろは刺激する

になります。

実は股関節痛を抱えている人のほとんどが、

前側が固く、後ろ側が衰えている状態になっています。

つまり、前が頑張りすぎてて、後ろがサボっているわけですね。

なのど、頑張りすぎてる筋肉はほぐして楽にしてあげて、

サボっている筋肉は刺激して頑張らせるわけです。

上手くエクササイズを積み重ねられている場合は、

だんだんお尻にエクボができてくるので、

このお尻のエクボを参考に日々エクササイズしていきましょう。

お尻エクボは、お尻の横にできる大きな窪みの事ですね。

正しくエクササイズができて、お尻が引き締まっていくと、

お尻に力を入れた時や、お尻の穴をキュッと締めた時に、お尻にエクボが現れるようになるので、

トレーニング効果が出ているかどうかの参考にしてください。

次の章では、A型エクササイズやB型エクササイズの前に行う、

準備体操とも言えるエクササイズを説明していきます。

基本エクササイズ

このエクササイズは、A型エクササイズやB型エクササイズの前に必ず行うようにしましょう〜。

とくにコリやすい筋肉を、ほぐしていくエクササイズになります。

基本エクササイズ
  • 中殿筋ほぐし
  • 大腿筋膜張筋ほぐし
  • 大腿直筋ほぐし

の3つを実施していくのですが、

エクササイズを実施するのにあたり、

テニスボールを使用するので用意しておきましょう〜。

中殿筋ほぐし

まずは、中殿筋ほぐしについて。

手順は、

①お尻の横面で違和感や痛みのある所に、テニスボールを当てる
②「①」の位置がずれないように、肘を立てて横向きに寝そべる
③「②」の状態で1分キープする

時間に余裕のある方は、左右両方のお尻で実施しましょう〜。

大腿筋膜張筋ほぐし

次は、大腿筋膜張筋ほぐし

手順は、

①足の前面と横面の角の部分で腰骨の下の所に、テニスボールを当てる
②「①」の位置がずれないように、肘を立てて横向きに寝そべる
③「②」の状態で1分キープする

時間に余裕のある方は、左右両方のお尻で実施しましょう〜。

大腿直筋ほぐし

最後、大腿直筋ほぐし

手順は、

①股関節の付け根で真ん中の所に、テニスボールを当てる
②「①」の位置がずれないように、肘を立てて横向きに寝そべる
③「②」の状態で1分キープする

時間に余裕のある方は、左右両方のお尻で実施しましょう〜。

A型エクササイズ

この章では、変形性股関節症初期の方におすすめのエクササイズを説明していきます。

やることは、次の4つ。

A型エクササイズ
  • あぐらストレッチ
  • 骨盤体操
  • つま先立ち体操
  • しゃがみ立ち体操

あぐらストレッチ

まずは、あぐらストレッチ

手順は、

①左右の足の裏を合わせ、左右の手は後方に置いて座る
②左右の足を小刻みに揺すりながら、少しずつ外側に広げる
③膝を床に近づけていくのをイメージしながら、1分程度揺らす

上半身を前方に倒すと、股関節に負荷が加わるので、

左右の手は、必ず後ろにつくようにしましょう〜。

1日2セット行えればOKです。

骨盤体操

次は、骨盤体操

手順は、

①膝を立てて仰向けで寝そべり、両手ののひらを骨盤に添える
②腰は床になるべくつけ、お尻の穴をギュッと絞めながらお尻を少し上げる
③お尻の上げ下げを15回繰り返す

1日2セット行えればOKです。

骨盤の動きを出すためのエクササイズなので、

骨盤がしっかり動いている感じがするか、

イメージしながら行えるといいですね。

つま先立ち体操

次は、つま先立ち体操

手順は、

①足の幅を5cm程度にして、お尻の穴から左右10cm離れた所に両手の親指を当てる
②踵をあげてつま先立ちした後で、両足の踵をくっつける
③「②」の状態を10秒キープする

踵をくっつける時、お尻の穴がギュッと閉まる感じがすれば上手くできてます。

エクササイズを行う際、姿勢が大きく崩れると意味がないので、

体はまっすぐになるように常に意識しましょう〜。

1日2セット行えればOKです。

しゃがみ立ち体操

最後、しゃがみ立ち体操

手順は、

①左右の爪先は広げて踵をつけた状態で立ち、両手は骨盤に当てておく
②膝を外側に広げながら両膝を深く曲げてしゃがみ込み、①の姿勢に戻す
③「②」を10回繰り返す。

1日2セット行えればOKです。

踵をしっかりつけるのが、ポイントになるので、

忘れずに行いましょう〜。

B型エクササイズ

この章では、変形性股関節症中期〜後期の方におすすめのエクササイズを説明していきます。

やることは、次の4つ。

B型エクササイズ
  • タオルストレッチ
  • お尻上げ体操
  • 椅子置きつま先立ち体操
  • 半しゃがみ立ち体操

タオルストレッチ

まずは、タオルストレッチ

バスタオルが必要になるので、用意しましょう〜。

用意ができたら、細長く折りたたみましょう。

手順は、

①細長く折りたたんだバスタオルの両端を持って、タオルの真ん中に足裏を引っ掛ける
②タオルを引っ張りながら仰向けになり、同時に膝をまっすぐ伸ばす
③「②」の状態で左右にゆっくり動かし、1分続ける

1日2セット行えればOKです。

基本的には痛みのある側だけでOKですが、

余裕のある方は、逆の足も行いましょう〜。

お尻上げ体操

次は、お尻上げ体操

手順は、

①お尻の穴から左右10cm離れた所に両手のひらを当て、両膝は立てて仰向けになる
②お尻の穴を絞めながら、背中とお尻をできる範囲で浮かせて10秒キープし「①」の姿勢に戻す
③手を当てている部分の筋肉が使われて、お尻えくぼができているか確認しつつ「②」を10回繰り返す。

股関節の前側が伸びている感じがして、

お尻の穴がギュッと閉まり、さらにお尻えくぼができているのを確認できれば、

うまくできている証拠です。

1日2セット行えればOKですね。

椅子置きつま先立ち体操

次は、椅子置きつま先立ち体操

このエクササイズは、椅子を使うので、

背もたれのある椅子を用意しましょう〜。

用意できたら、痛みのある側と逆の股関節側に椅子を置いて、

その後で背もたれに手をかけた状態で、エクササイズを始めましょう〜。

右側の股関節が痛い場合、左側に椅子を用意して、

左手を背もたれにかけるというわけですね。

手順は、

①足の幅を5cm程度にして、お尻の穴から左右10cm離れた所に痛みのある側の手の親指を当てる
②踵をあげてつま先立ちした後で、両足の踵をくっつける
③「②」の状態を10秒キープする

踵をくっつける時、お尻の穴がギュッと閉まる感じがすれば上手くできてます。

エクササイズを行う際、姿勢が大きく崩れると意味がないので、

体はまっすぐになるように常に意識しましょう〜。

1日2セット行えればOKです。

半しゃがみ立ち体操

最後、半しゃがみ立ち体操

このエクササイズも、椅子を使います。

さっきと同様に、

痛みのある側と逆の股関節側に椅子を置いて、

その後で背もたれに手をかけた状態で、エクササイズを始めましょう〜。

①左右の爪先は広げて踵をつけた状態で立ち、みのある側の手は骨盤に当てておく
②膝を外側に広げながら両膝を曲げて半分くらいしゃがみ込み、①の姿勢に戻す
③「②」を10回繰り返す。

1日2セット行えればOKです。

踵をしっかりつけるのがポイントになるので、

忘れずに行いましょう〜。

おわりに

実は体の不調は、痛んでいる場所以外に原因があることが多いんですよね。

変形性股関節症も、股関節に負担がかかりやすい体になっていて、

それに加えて記事で説明した、要因が重なることで痛みや不調が出てきます。

根本的な原因を治すのは、専門のスタッフの見てもらうのが1番ですが、

まずは、この記事で説明したエクササイズを行なって、

体の不調を、自分でケアしていきましょう〜。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました〜!!