八戸市で坐骨神経痛を根本改善
- 腰から足裏にかけて痛い、、
- 足の痛みがいっこうに治らない
- 坐骨神経と診断されたけど、よくならない、、

月約200人施術し続けた経験から、上記のお悩みを解決できる方法を説明します。
はじめに
こんにちは!カラダコーチ整体 院長の亀田です。
「足やお尻がピリピリと痺れて痛い、、」
「重りがつけられているように足が重い、、」
これらの症状は、坐骨神経痛の代表的な症状ですが、
その坐骨神経痛がなぜ発生しているのか?
「本当の原因を知っている人は、ほとんどいないかと思います。
そして、本当の原因を知らない限り、
できる対策は、①手術するか、②痛みと共に生きていくかしかありません。
この記事では、3つ目の選択肢にもなりうる、
痛みを軽減させる方法について説明していきます。
セルフチェックから説明し、自分の症状にあったエクササイズ方法をお伝えするので、
その効果は期待できるはずです。
またこの記事は、
テレビ番組で「神の手をも持つ治療家」とまで言われた、
酒井先生が執筆している著書「坐骨神経痛みは99%改善する」を参考に、
自身の経験や、読書によって得た知識をもとに、
分かりやすく、詳しく説明しています。
誤った解釈をして、症状を悪化させないためにも、
最後までしっかりご視聴ください。
では本編に進みましょう〜。
坐骨神経痛は存在しない!?
タイトルを見て、驚かれたかたもいるかと思いますが、
坐骨神経痛という、診断名は存在しません。
病院に行って、診断を受けたとしても、
おそらくカルテには、
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアと診断名が記載されているはずです。
そして、その診断名に、
腰は痛くないのに、なんで腰の診断をされるのだろう?
と疑問も持っていたかたもいるかと思います。
坐骨神経痛という診断名は存在しないのです。
坐骨神経痛は、診断名ではなく症状の名前で、
坐骨神経が原因の痛みなので、そのまま坐骨神経痛と呼ばれています。
その坐骨神経は腰の骨でもある腰椎をスタート地点として、
足先まで伸びていていて、
多くの方が、腰でなんらかのトラブルが発生して、
坐骨神経がストレスを受けることで、
坐骨神経痛が発生します。
腰椎は、背骨の一部で、
全部で5つあり、その間から、
神経がスタートしています。
腰椎がなんらかの原因で圧迫されると、
この神経がスタートしている間が狭くなってしまい、
坐骨神経も圧迫され、痛みが発生するというわけですね。
なので、腰椎圧迫神経痛といった方が、
正しいイメージがしやすいかとも思います。
坐骨神経痛の仕組み
この章では、坐骨神経痛がどうやって発生してしまうのか、
簡単に説明していきましょう〜。
症状に対する正しい理解がないと、
この後で説明するエクササイズで、
症状を悪化させてしまう危険性もあるので、
しっかり確認しましょう〜。
さて、前の章で坐骨神経が腰の骨でもある、
腰椎からスタートしている事は説明したかと思います。
そして、この腰椎がトラブルを起こすと、
坐骨神経が圧迫されて、痺れなどの症状が発生するのもお分かりいただけましたよね。
今出てきた、腰椎のトラブル、
気になっているかと思いますが、
日本人の特に多いトラブルは、
「腰椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」の2つになります。
よく聞く名前なので、知っている方も多いかと思いますが、
腰椎椎間板ヘルニアは、前屈みになった時に、
腰椎の間にある椎間板と呼ばれる組織が、神経を圧迫することで痛みが出てくる病気で、
脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなって、
腰を逸らした時に、神経が圧迫されて痛みが出てくる病気になります。
この時に、坐骨神経が圧迫されてストレスを受けることで、
坐骨神経痛が発生するわけですね。
また、意外に多く、そして厄介なのが、
「腰椎椎間板ヘルニア」と「脊柱管狭窄症」が混ざっているタイプ。
若い時に腰椎椎間板ヘルニアに罹って、
年を重ねるうちに脊柱管狭窄症も罹ってしまったパターンですね。
このパターンでは、前屈みでも痛いし、
体を逸らしても辛いので、かなり生活が苦しくなるはずです。
坐骨神経痛の裏側
ここまで、坐骨神経痛に関する基本的な事で説明してきましたが、
そもそも、なんで腰にそんなトラブルが起きるんだよ!
と思われていますよね。
姿勢が悪いから?
歳をとったから?
運動不足だから?
こんな憶測も出てくるかと思いますが、
この章では、その坐骨神経痛の裏側について説明していきたいと思います。
結論から言ってしまいましょう。
その原因は仙腸関節にあります。
実は、腰椎は仙腸関節と一緒に、
体の重みや、外部からの衝撃を受け止める役割、
クッションやサスペンションのような役割を行なっています。
このクッションがないと、
歩いている時や、体に重さが加わった時、
衝撃がもろに体に加わってしまい、体の関節はあっという間にボロボロになってしまう事でしょう。
そんな腰椎と、仙腸関節ですが、
両者は、2人で負荷を分担して、仕事を行なっているので、
どちらか一方が、動けなくなってしまうと、
その皺寄せが、もう片方にきてしまいますよね。
つまり仙腸関節がトラブルに巻き込まれると、
腰椎が過度に頑張らないといけなくなって、
次に腰椎がトラブルに巻き込まれるというわけです。
もちろん逆もまた然りで、先に腰椎がダメになり、
その後で仙腸関節に皺寄せがくる事もありますが、
ほとんどが仙腸関節が先です。
なぜなら、仙腸関節は動ける範囲がかなり少ないから。
クッションできる幅が少ししかないイメージでしょうか。
それならなくてもいいじゃんと思うかもしれませんが、
その少しで、私たちの体は助けられているのです。
例えば、腰椎が10点くらいクッションできる幅を持っていたとして、
仙腸関節は1点だとします。
どっちも加齢によってクッションできる幅が「1点」なくなってしまったとしましょう。
すると、腰椎は「9」残っているのに対して、
仙腸関節は「0」になり、クッションの機能を無くしてしまいます。
こうなると、腰椎にクッションを頼るしかなくなり、
次第に疲弊して、トラブルが発生し、
坐骨神経痛が発症するというわけですね。
セルフチェック
理解が深まってきたところで、
早くエクササイズを行いたい!と、
うずうずしてきている頃だと思います。
が、しっかり効果を出すためにも焦らずいきましょう。
「坐骨神経痛の仕組み」の章でも説明したとおり、
坐骨神経痛は大きく、
- 腰椎椎間板ヘルニアが原因で前かがみで症状が出るタイプ
- 脊柱管狭窄症が原因で後ろ反らしで症状が出るタイプ
- 両者が混合しているタイプ
の3つがありましたよね。
ここでは、自分がどのタイプに当てはまるのか確認していきます。
すでに診断されているから分かるよ!という方も、
混合タイプに移行している可能性もあるので、
しっかり確認しましょう。
方法は簡単で、質問に回答してもらうだけです。
Aの質問8個とBの質問8個、合計16個の質問に答え、
それぞれ何個該当したか、確認してください。
少し多くなるので、
メモアプリや、紙とペンを使ってメモしたほうがいいかと思います。
指で数えて、該当した個数もメモしましょう。
ではAの質問、
- 脚やお尻に、痛み・しびれ・重だるさ・違和感などが常にある
- ピリピリした感じの坐骨神経痛があり、ときには下半身に稲妻が走るように、しびれがバーッと広がることもある
- 足の指と指の間に、物が挟まっているような違和感がある
- お尻、太ももの外側や裏の痛み・しびれのほか、太ももの前面上部にも痛み・違和感がある
- 歩いているときよりも、同じ姿勢で長時間座っているときのほうがつらい
- 正座の状態で、腰を反らしぎみの姿勢でいれば、痛みやしびれは案外現れない
- むしろ、正座の状態から脚を横に崩した、いわゆる”女性座り”の体勢でいると、痛みやしびれが現れてくる
- 朝に目覚めたとき、起き上がるのがつらいほどの坐骨神経痛をよく感じる
次は、Bの質問、
- 太ももの外側や裏、ひざの外側や裏などの部位が、まるで縮んでいるような違和感があり、重だるい
- 脚のだるさやしびれなどの症状は、姿勢によって変化する
- 雲の上を歩いているかのようで、地面を踏みしめる感覚があまりない。または”針の床”の上を歩いているような感じになる
- 足の裏に灼熱感があるときがある
- 腰や脚が重くなったり痛くなったりして、歩けなくなることがある。しかし、前かがみになったり、イスに座ったりすると楽になり、再び歩ける
- 正座して腰を反らすと、下半身にしびれが現れる
- 冷えに敏感で、スーパーの冷凍食品売り場の前を通っただけでも、下半身の痛み・しびれ・違和感が増す
- 夕方や天気が悪くなる前の低気圧のとき、下半身の痛み・しびれ・違和感が増す
回答できましたでしょうか?
AとBで、当てはまった数を比べて、
Aが多かった場合→前かがみで痛みが出やすいタイプ、
Bが多かった場合→後ろ反らしで痛みが出やすいタイプになります。
Aの前かがみで痛みが出やすいタイプは、
腰椎椎間板ヘルニアもしくは、混合タイプで腰椎椎間板ヘルニアの症状が強いタイプ、
Bの後ろ反らしで痛みが出やすいタイプは、
脊柱管狭窄症もしくは、混合タイプで脊柱管狭窄症の症状が強いタイプと言えますね。
お待ちかね、次の章から、
自分で改善させられるエクササイズ方法を説明していきます。
まずは、前かがみタイプと、
後ろ反らしタイプのどちらにも効果が見込める、
基本のエクササイズを3つ説明し、
そのあとで、タイプごとのエクササイズを説明していきます。
基本のエクササイズは、基本的にはどのタイプにもそこそこの効果が期待できるベーシックな運動になるので、
まずは、基本のエクササイズを実施し、
そのあとで、自分のタイプに合わせたエクササイズを行うようにしましょう。
基本のエクササイズ
ここでは、3つのエクササイズを説明していきます。
- 仙腸関節ストレッチ
- おっとせい体操
- ひざ抱え体操
の3つですね。
症状を悪くさせないためにも、
無理はせず、痛みのない範囲で安全に行いましょう。
仙腸関節ストレッチ
まずは、仙腸関節ストレッチ
坐骨神経痛の根本的な原因でもある、
仙腸関節のトラブルを改善していきます。
仙腸関節が硬くなってしまい、
トラブルが起きている事が多いので、
ボールを使って仙腸関節をほぐしていきます。
エクササイズを始める前に、
テニスボールを2つ用意しましょう。
用意できたら、2個を横に並べて、テープで動かないように固定しておきます。
手順は、
②握り拳の上側に、2個繋げたテニスボールを当てる
③テニスボールの位置がずれないように仰向けに寝て、1〜3分寝そべる
痛すぎる場合は、膝を立てて、
骨盤にかかる重さを軽減してもOKです。
痛気持ちいいくらいであれば、上手くできている証拠なので、
そのまま継続しましょう。
あまり長い時間やりすぎると、
緩めすぎてしまって、体を痛めてしまう事があるので、
長くても1回3分に留めてください。
おっとせい体操
次は、おっとせい体操
これは、腰椎の前側に加わっているストレスを減らすエクササイズになります。
腰椎椎間板ヘルニア傾向の方は、特におすすめですね。
手順は、
②ゆっくりと腕を伸ばしながら、痛みのない範囲できるだけ体を起こ
③その姿勢を3分キープする
痛気持ちいいくらいであれば、上手くできている証拠なので、
そのまま継続しましょう。
あまり長い時間やりすぎると、
緩めすぎてしまって、体を痛めてしまう事があるので、
長くても1回3分に留めてください。
ひざ抱え体操
最後、ひざ抱え体操
これは、腰椎の後側に加わっているストレスを減らすエクササイズになります。
脊柱管狭窄症傾向の方は、特におすすめですね。
手順は、
②両膝を抱え息を吐きながら、腰を丸めて両膝を胸に近づける
③その姿勢を3分キープする
痛気持ちいいくらいであれば、上手くできている証拠なので、
そのまま継続しましょう。
あまり長い時間やりすぎると、
緩めすぎてしまって、体を痛めてしまう事があるので、
長くても1回3分に留めてください。
前かがみタイプのエクササイズ
この章では、セルフチェックで、
Aの項目にチェックが多かった方向けのエクササイズを説明していきます。
やることは大きく2つ。
- 腰反らし体操
- 腰捻り体操
腰反らし体操は、腕の力が必要になるので、
難しい方は、無理せず、腰捻り体操のみ実施してください。
では、それぞれ説明していきましょう〜。
腰反らし体操
まずは、腰反らし体操
テーブルや高い台を使用し、重力と体重を利用して、
腰椎のトラブルを解消するエクササイズになります。
手順は、
②両手で体重を支えながら、両足の力を抜いて腰を反らす
③お腹の前側をできるだけ引き伸ばすイメージを持ちながら、その姿勢を1分キープする。
両足に力を入れすぎると、重力と体重を上手く利用できないので注意しましょう。
また、体を両手で支えられないときは、
無理せず、次のエクササイズに移りましょう〜。
腰捻り体操
次は、腰捻り体操
腰椎の不自然なねじれを元に戻す体操になります。
手順は、
②上側の足に反対側の腕の肘をかけ、もう片方の手は椅子の背もたれを掴む
③後ろを見るように、上半身と腰をまわした状態で1分キープする
足や腕にはなるべく力を入れず、腰をしっかり捻るイメージで行いましょう〜。
後ろ反らしタイプのエクササイズ
この章では、セルフチェックで、
Bの項目にチェックが多かった方向けのエクササイズを説明していきます。
やることは大きく2つ。
- 腰丸め体操
- もも裏伸ばし体操
腰丸め体操は、腕の力が必要になるので、
難しい方は、無理せず、腰捻り体操のみ実施してください。
では、それぞれ説明していきましょう〜。
腰丸め体操
まずは、腰丸め体操
テーブルや高い台を使用し、重力と体重を利用して、
腰椎のトラブルを解消するエクササイズになります。
手順は、
②両手で体重を支えながら、両足の力を抜いて腰丸める
③腰をできるだけ丸めるイメージを持ちながら、その姿勢を1分キープする。
両足に力を入れすぎると、重力と体重を上手く利用できないので注意しましょう。
また、体を両手で支えられないときは、
無理せず、次のエクササイズに移りましょう〜。
もも裏伸ばし体操
次は、もも裏伸ばし体操
もも裏を伸ばすことで、体全体の後ろ側の強張りを解く体操になります。
手順は、
②台に乗せている足のつま先に向かって両手を伸ばし、できるだけ遠くを両手で掴む
③掴んだ状態で1分キープする
太ももの外側から〜お尻〜背中にかけて、体の後ろを全体的に伸ばすイメージで行いましょう〜。
おわりに
今更やってももう遅い、
治らない症状にそう思っているのではないでしょうか。
そう思っている方は、すぐに記事を読み返して、
どれか1つでも実践してみて下さい。
すぐに効果が出るものもあるので、
自分の体の変化に、驚くはずです。
人の体はそれぞれなので、
やっても効果がないこともありますが、
ピンポイントで、その人に合った治療を行うことができれば、
必ず効果は現れます。
そんな技術を持った人を見つけるのは、
時間もお金もかかって大変だと思うので、
まずは、自分で自分の体を向きあう事から始めてみるのもいいと思います。
では、最後まで読んでくださりありがとうございました〜!