食あたりと自律神経の意外な関わり

なぜ防災に関する発信をしているのか?

東日本大震災で被災。


防災に力を入れている企業で、災害時の状況を一次情報として得ていく中で、実際からだへの負担すごいな…


防災グッズどころじゃなくない…?


と思い、理学療法士としてできることを模索する。


自費で地域の方の体のケアをしていく中で、自律神経に対する学びと施術実績を深め、体と自律神経との奥深い関係を体感。


被災時に体に関わる変化にも自律神経が大きく関わることに気づき、発信活動を始めています。

自律神経不調が気になってきたあなたにもオススメな情報です!

厚生労働省が出している被災地での健康を守るためにに記載されているものなのですが、

[食品の衛生]

  • 調理の前や食事の前には、手洗いを励行しましょう。
  • 食料は、冷暗所での保管を心がける等、適切な温度管理を行いましょう。
  • 加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱しましょう。
  • 提供された食事は、早めに食べましょう。
  • 消費期限の過ぎた食品は保存せず、捨てましょう。
  • 使用した調理器具等は、しっかり洗浄しましょう。
  • 下痢、腹痛、嘔吐、発熱等の症状がある方や手に傷のある方は、食品を取り扱う作業をしないようにしましょう。

被災地での健康を守るために

と書かれています。要するに、食中毒を防ぐための基本的な衛生管理をしましょう!ってことですが、実はこの衛生管理と自律神経も深い関わりがあるんです。

災害時の“食”と自律神経の意外なつながり

災害が起こると、人は瞬時に「生存モード」に突入します。これは自律神経のうち、交感神経が急激に優位になるからです。緊張感が高まり、不安や緊迫感を感じると、体は血流を筋肉や脳に集中させ、胃腸の働きは後回しになってしまうんですね。

交感神経の高まりがもたらす食品衛生リスク

災害時には、まず食品衛生を維持することが難しくなります。交感神経が優位になると、胃腸の蠕動低下が起き、消化・吸収がスムーズにいかなくなるんです。すると、未消化の食物が腸内に長く留まってしまい、細菌の繁殖を助長する恐れがあります。結果として、食中毒を引き起こしやすくなるんですね。

副交感神経の低下が影響する免疫バランス

さらに、副交感神経は通常、食後のリラックスや免疫機能の維持を司ります。しかし災害時は副交感神経の働きが抑制されるため、唾液や胃液の分泌も減少し、口腔や胃の洗浄機能が低下します。これにより、外部から侵入した病原菌に対するバリアが弱まり、免疫機能の低下にもつながるんですよね。

食品の衛生管理が心身の安定に寄与するワケ

食品を安全に保つことは、単に栄養を摂るだけでなく、自律神経のバランスを維持するためにも重要です。清潔な保存容器や火を通した食材は、胃腸への負担を軽減し、交感神経と副交感神経の過度な偏りを抑えてくれます。結果として、災害時でも少しでも心身が落ち着きやすくなるんですね。

日常からできる“食”での自律神経ケア

平常時から自律神経の変化に気づき、食の視点を通じて自分の状態を観察できることが大切です。災害時にも慌てずに心と体のバランスを意識できるよう、日々の“小さな気づき”を積み重ねていきましょう。

災害時には交感神経が高まりやすく、副交感神経が抑制されるからこそ、「食」と「自分の感覚」をリンクさせる習慣が、いざというときのあなたを支えます。最後に、日頃から自律神経ケアできるようにしておきましょう。

この記事を書いた人
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理学療法士 亀田海輝

【経歴】大手リハビリ病院→リハビリ部門立ち上げ→看護小規模多機能→大手整体グループ 院長→独立

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