八戸市で自律神経不調を根本改善《業界トップクラスの技術》
- 「夜になっても全然眠れなくて、頭がぐるぐるして落ち着かない。朝も疲れが取れなくて辛いです。」
- 「最近、便秘が続いてお腹が張って不快です。トイレに行っても出ないことが多くて、すごくストレスです。」
- 「仕事の後、肩こりがひどくて、全身が重い感じがします。何をするにも疲れやすくて、どうにかしたいです。」

月約200人施術し続けた経験から、上記のお悩みを解決できる方法を説明します。
はじめに
こんにちは!カラダコーチ整体 院長の亀田です。
「眠れなくて、朝も疲れが取れません。」
「便秘が続いて、お腹が張って辛いです。」
「肩こりがひどくて、全身が重いです。」
このようなお悩みをお持ちの方、近年とっても増えています。
私たちの身体は、様々な機能を自動的に調整するための「自律神経」というシステムを持っていて、この自律神経が正常に働いていると、
心拍数や血圧、消化などが自動的に管理され、私たちは快適に日常生活を送ることができます。しかし、この自律神経が乱れると、身体にさまざまな変化が現れ、
時には深刻な健康問題を引き起こすこともあります。この記事では、自律神経異常が身体に及ぼす影響や、その原因、改善方法について詳しく説明します。
分かりやすく具体例を交えながらお話ししますので、ぜひ最後までお読みください。
自律神経異常と体への変化
自律神経には、交感神経と副交感神経という2つの主要な部分があります。交感神経は「戦うか逃げるか」の反応を引き起こし、副交感神経はリラックスや休息を促します。この2つがバランスを保って働くことで、私たちの体は健康に保たれています。しかし、自律神経が乱れると、以下のような身体的変化が現れることがあります。
脊椎の問題: 背中の棘突起に触れると痛みや違和感が生じることがあります。また、脊椎の動きが少ない部分と大きい部分があり、これが姿勢の悪化を招くことがあります。
筋緊張: 自律神経が乱れると、多くの人が筋肉が持続的に収縮した状態になり、リラックスできなくなります。これが肩こりや腰痛の原因となります。
内臓の不調: 内臓の位置や動き、柔軟性に問題が生じ、消化不良や腹痛を引き起こすことがあります。
呼吸の変化: 呼吸が浅くなり、早くなることが多いです。特にストレスを感じているときにこの傾向が強くなります。
血流の偏り: 上半身は調子が良いのに、下半身の血流が悪くなることがあります。これが冷え性やむくみの原因になります。
このように、自律神経異常は身体全体に多くの変化をもたらします。そのため、早期の対策が重要です。
自律神経不調の原因
自律神経異常の原因はさまざまです。以下に、主な原因を詳しく見ていきましょう。
1. ストレス
ストレスは自律神経異常の最も一般的な原因の一つです。仕事や家庭の問題、人間関係のトラブルなど、日常生活でのストレスが蓄積されると、交感神経が過剰に働くようになります。これにより、心拍数が上がり、血圧が上昇します。慢性的なストレスは身体に大きな負担をかけ、さまざまな不調を引き起こします。
2. 生活習慣
不規則な生活リズムや運動不足、偏った食生活も自律神経のバランスを崩す原因となります。例えば、夜遅くまで起きていると体内時計が乱れ、ホルモン分泌や自律神経の調整に悪影響を及ぼします。また、運動不足は筋肉の緊張を引き起こし、血行不良を招くため、自律神経の機能にも影響を与えます。
3. ホルモンの変化
特に女性は、妊娠や更年期などに伴うホルモンの変化が自律神経に影響を与えます。ホルモンの変動は、感情や身体の状態に大きな影響を与えるため、ストレスや不安を増大させることがあります。これが自律神経異常を引き起こす要因になります。
4. 遺伝的要因
自律神経異常には遺伝的要因も関与しています。家族に自律神経異常を持つ人が多い場合、遺伝的な素因が影響している可能性があります。遺伝的な要因によって、自律神経の反応や調整能力が影響を受けることがあります。
5. 環境要因
気温や湿度の変化、騒音、光の影響など、周囲の環境も自律神経に大きな影響を与えます。ストレスの多い環境で長時間過ごすと、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
6. 胸郭の硬さ
胸郭の硬さは自律神経の働きに大きな影響を与える要因の一つです。胸郭が硬くなると、呼吸が浅くなり、横隔膜の動きが制限されます。これにより、体内に十分な酸素が供給されず、交感神経が過剰に働きやすくなります。また、この後説明しますが、自律神経のうちの交感神経は、この胸郭と深い関わりがあります。そのため胸郭の柔軟性を保つことは、自律神経を整えるために非常に重要です。
自律神経と交感神経幹
交感神経幹は、自律神経系の重要な部分で、特に交感神経の信号を身体の各部位に伝える役割を果たしています。交感神経幹は、脊髄の両側に沿って走行しており、神経節が連なっています。この構造は、神経の情報を迅速に伝えるために非常に効率的です。
交感神経幹の構造
交感神経幹は、脊髄の胸椎(T1-T12)および腰椎(L1-L2)レベルに位置し、左右対称に走行しています。
各神経節は脊髄からの信号を受け取り、全身に迅速に情報を伝達する役割を果たしています。
交感神経幹の機能
交感神経幹は、内臓の機能を調整し、身体がストレスに対処するための重要な役割を果たします。交感神経が刺激されると、心拍数が増加し、血圧が上昇します。この反応は、身体が危機に直面したときに必要ですが、長期的に続くと健康に悪影響を及ぼすことがあります。また、交感神経幹は、胸郭の近くを走行しているため、胸郭の柔軟性が神経の働きにも影響を与えます。
交感神経が亢進する原因
交感神経が亢進する原因は、以下のように大きく分けることができます。
1. ストレス
ストレスは交感神経亢進の最も一般的な原因です。脳や脊髄からの電気信号が増加し、交感神経が過剰に働くことになります。これは、心拍数や血圧を上昇させ、身体が危機的な状態にあると認識させます。
2. 胸郭の状態
交感神経幹が胸郭の近くを走行しているため、胸郭の硬さが交感神経の働きに影響を与えることは重要なポイントです。胸郭が硬くなると、交感神経幹の動きが鈍くなり、内臓への信号伝達がスムーズに行われなくなります。このような状態は、内臓の機能低下を引き起こし、結果的に自律神経のバランスが崩れることになります。胸郭の柔軟性を保つことは、自律神経を整えるために非常に重要です。
3. 筋膜との関係
末端効果器からの情報は脊髄を経由し、脊髄から交感神経幹を通じて身体に反応を引き起こします。しかし、末端効果器と脊髄の間にある筋膜に障害があると、情報が正確に伝達されず、交感神経の異常を引き起こすことがあります。筋膜の状態が神経の働きに影響を与えるため、筋膜の柔軟性や血流を改善することが自律神経を整える上で重要です。
自律神経におすすめのセルフエクササイズ
自律神経のバランスを整えるためには、適切なセルフエクササイズが非常に効果的です。以下におすすめのエクササイズを紹介します。
❶屈曲+回旋
このエクササイズは、背中の柔軟性を高めるのに役立ちます。

やり方:
①腰を軽く起こして、胸の前で腕をつける
②股関節を曲げないで、背中を丸める
③体を捻って、背中を丸める
腰から上を丸めるイメージで、息を吐きながらゆっくりと行いましょう。
体を潰して、背中をさらに丸めます。
体の中心から丸めるイメージで行います。肩や首に無理をかけず、痛みを感じない範囲で行いましょう。
- 股関節を屈曲させないように意識してください。
- 無理な力を入れず、リラックスしながら行ってください。
❷伸展+回旋
このエクササイズは、体幹の側面を伸ばし、柔軟性を高めます。

やり方:
①反対の手を床について、椅子に深く座ります。
②肘を曲げた状態で、首の根本に手のひらを当てます。
③肘を天井に向かって突き上げ、体幹の横側を伸ばす
肘を天井に向かって突き上げ、体幹の側面を伸ばします。
このとき、床についている腕と肘が一直線になるように意識しましょう。
- お尻が座面から離れないようにしっかりと座り続けてください。/li>
- 体が反対に傾かないように、まっすぐ上に伸ばすことを意識してください。/li>
❸側屈+回旋
このエクササイズは、背中の柔軟性を高めるのに効果的です。

やり方:
①腰を捻って、両手を腰の横に置きます。
②背中を丸めます。
③反対側に手をついて、背中を丸めましょう。
腰から背中を丸めるようにし、肩はリラックスさせます。
反対を向いて、背中をさらに丸めます。
このとき、余裕があれば手を遠くに伸ばしてみましょう。
- 捻りすぎて痛みを感じないように、自分の身体の状態を確認しながら行ってください。
- 視線は両手の真ん中を見続け、体の中心を意識して動かしましょう。
おわりに
自律神経異常は、私たちの生活に多くの影響を与える重要な問題ですが、その原因や対策を理解することで、自分自身の健康を守るための知識を得ることができます。特に、ストレス管理や生活習慣の改善、適切なエクササイズを取り入れることで、自律神経のバランスを整えることが可能です。
胸郭の柔軟性を保つことや、交感神経幹の働きに気を配ることで、より健康的な日常生活を送ることができるでしょう。ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にして、心と体の健康を維持していってください。健康で充実した毎日を送りましょう!