「噛むと左の顎がズキッと…」筋力のバランスに原因がありました

「噛むと左の顎がズキッと…」筋力のバランスに原因がありました
「噛むときに、左の顎の付け根がズキッとするんです」
30代の男性のお客様が、そう話してくださりました。

最初はなんとなくの違和感から始まり、ある日ふとした食事中に「あれ、結構痛いな」と気づいたそうです。
お話を聞いていくと、顎の違和感は小学生の頃からあり、あるのが普通だとおもっていたとのこと。
それ以来、食べ物を噛むたびに、左の顎の付け根に引っかかるような痛みを感じるようになり、
気づけば、食事が辛いくらいの痛みになっていたそうです。

歯科で噛み合わせを調整してもらったものの、大きな変化はなく、
ネットで検索し、当院を見つけてくださったとのこと。

当院では、まず顎関節の動きとバランス、そして周囲の筋肉の状態をじっくり評価。
結果として、通常より顎の関節が緩く、また筋力も不均等になっていました。

その原因は、顔まわりや首・肩の筋力における“左右のアンバランス”でした。
噛むときに片方ばかりに頼るような使い方が長く続いたことで、
左顎にだけ負荷が集中し、炎症のような状態が起こっていたのです。

アプローチとしては、顎関節の微調整と、顔面〜頸部の筋膜へのアプローチ。
さらに、左右のバランスを整える軽いトレーニングを組み合わせました。

すると、数回の施術で「最近は、痛くないです」と笑顔で教えてくださいました。

顎の痛みというと、「噛み合わせ」や「歯の問題」と捉えられがちですが、
実際には顎を支えている筋肉の使い方やバランスが原因になっているケースも少なくありません。

僕は、そうした構造のズレを見つけて、
どうしてそこに負担が集まったのかを一緒に考えることを大切にしています。

「噛むたびに気になっていたのに、今はそれを忘れて食事してます」
そんなふうに言っていただけたときは、本当に嬉しい瞬間でした。

小さな違和感でも、それが毎日になっていくと、
知らないうちに心も体も守りに入ってしまうことがあります。

当院では、「痛みのある場所」を見るだけでなく、
なぜそこに痛みが出たのか、構造と動きのつながりから読み解くようにしています。

もし今、口を開けるとき・噛むときに「なんとなく痛い」と感じているなら、
その違和感には、ちゃんと“理由”があるかもしれません。

放っておく前に、一度きちんと評価してみませんか?

この記事を書いた人
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理学療法士 亀田海輝

【経歴】大手リハビリ病院→リハビリ部門立ち上げ→看護小規模多機能→大手整体グループ 院長→独立

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